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「結婚したまえ。良妻を得れば幸福になれるし、 悪妻を得れば哲学者になれる」

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みなさん、こんにちは。
みやじいです。

 

哲学を学ぼうと思い立ち、哲学入門書を探していた

あるセミナーを受講したときのこと。

授業内容は忘れてしまったが、その講師が女性でいろいろなビジネスを手掛けており、ロック歌手も趣味でやっているというちょっと風変わりな人だったので、印象に残っている。
その講師が以前、経営者の集まりの勉強会に参加した。周りは男ばかりで女性は彼女しかおらず、その中で彼女の得意とする哲学の話をしたところ、男性の経営者たちは目を輝かせ、
「いい勉強になった」
「経営の指針にしたい」
「お若いのに、何で哲学に興味を持ったの?」
などと、感心されたという。

その話をきいたとき、
「哲学」って難しそうだけど、人を引き付けるというか、生きる本質的なものをおしえてくれる学問なのでは?
と考えた。

そこで、まずは哲学の入門書を読んでみようというこうことになり、

 

「史上最強の哲学入門」飲茶著

を読んでみることにした。

 

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哲学は哲学者たちの歴史上のバトル


たとえばある哲学者が強い論を提示して人々をガツンとやり、その論で世界中を席巻し最強の称号を得たと思ったら別の哲学者がやってきて、それと対立するさらなる強い論を提示して叩き潰してくる。
その流れは、まさに格闘技漫画の展開そのもの。すなわち、哲学史とは知能領域において、強さと強さをぶつけ合い研鑽してきた戦いの歴史なのです。

 

筆者が言うのは、哲学は長い歴史の中で多くの偉大なる哲学者が、我こそは一番偉い見識を持った哲学者だと、以前の哲学者たちをこき下ろしながら変遷してきたということだ。
だから、一人の哲学者の考えだけを学んだだけでは、正しい哲学を学べないってことのようだ。

紀元前何百年も前の初期のころから現代にいたるまでの大まかな哲学の流れを、著名な哲学者31人を取り上げ非常にわかりやすく、面白く読める内容になっている。

 

哲学者たちのそれぞれの哲学に対する情熱がすごい

「史上最強」というだけあって、哲学者たちの熱い思いが伝わってくる。

 

ソクラテスは自分の主張が政治家たちに理解されず、死刑を宣告される。
逸話では彼の死刑執行の期間にはかなりの猶予が与えられ、いつでも逃げられるようになっていたといわれる。政治家たちは、ソクラテスがみじめに逃げ出すのを民衆に見せつけて、笑いものにするつもりだったのかもしれない。
しかし、ソクラテスは逃げなかった。
なぜなら、彼は、死の恐怖を目の前にしても決して揺らぐことのない真理を追究する人間だったからだ。
弟子たちが泣いて懇願するのを制して、自ら毒杯を手に取り、それを一気に飲み干した。

 

それだけ人を真剣にさせる、のめり込ませるというか、情熱を傾けさせる何かが哲学にはあることは間違いないようだ。
ソクラテスの自決の話は有名だが、あらためてストーリーとして読んでいくと感情移入してしまう。

 

まとめ

哲学入門書としては、特にお勧めの本です。
西洋哲学の大きな歴史上での変遷が分かり、それぞれの哲学者たちの思想、人柄などが短くコンパクトに説明されているので、自分の好みの哲学者を探すヒントにもなると思います。


ちなみに本ブログのタイトル
「結婚したまえ。良妻を得れば幸福になれるし、悪妻を得れば哲学者になれる」
は悪妻に悩まされ続けた、ソクラテスの名言です。