闘う悠々自適ブログ!

学び・気づき・生き方・ビジネス・起業

父親は神経質な変人だった

f:id:miya-jii:20190127122212p:plain


 

みなさん、こんにちは。
みやじいです。

 

父親は神経質な変人だった

私の父親は5年前にもう他界し、今は安らかに天国で眠っている。
面白い人だったので、私のルーツを少したどるという意味で、お付き合いください。

父は、大学で建築学を学び大手建設会社の東京本社に就職した。
2年ほど勤務したのち、会社から北海道への転勤命令が出た。
すると母親(私の祖母)が、息子を遠い土地に転勤させるとは何事だと、会社に怒鳴り込み、転勤を撤回させたという逸話がある。

まあ、そんなおばあちゃんこそブログで書きたくなる話題が豊富だが、それはまた次の機会に。
母親が成人した子供の勤務先に口出しすることも驚きだが、父も父ですんなり母親の言うことを聞き、転勤を辞めたというから空いた口がふさがらない。

強烈な母親に育てられた父は、何か欠落した性格で大人になったのだろう。
とても神経質だが、視点が変わっていた。

 

電気カミソリで髭を剃ると、目に髭の粉が入る

 

父親から叱られたとか、口うるさく小言を言われたということはまったくなかった。
何か口にするときの話の内容はといえば、くだらない日常の生活行動の内容などだ。
例えば、
「電気カミソリで髭を剃るときは、剃った髭の粉が飛び散り、目に入るから、目を閉じて剃れ」
というようなことを、平然と言う。

私が勤めだして数年経ってからのことだ。
最初それを聞いたとき、この人は何を言っているのだろうと、思わず父親の顔を凝視してしまった。
「目のつけどころが違うでしょ」という次元の話ではない。
神経質というより、もはや変人の域だ。

 

 それでも、父親が好きだった訳

彼は、人とのコミュニケーションが苦手だったこともあり、その大手建設会社も早くに辞め一人で設計事務所を細々とやっていた。
父親の威厳みたいなものはかけらもなかったが、真面目にコツコツ働き仕事のためにだけに真摯に生きる姿勢に、私は尊敬の念をいだいていた。

人間的に欠落して、ときどき変なことを言う父が、かえって人間味があり、面白みがある一人の変人だと考えたとき、私は父が好きだったと思えるのである。