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赤の他人に「お父さん」と呼ばれ寂しくなった

みなさん、こんにちは。

みやじいです。

 

私はある会社に業務委託という形で気楽に勤めている。

社員ではないので、就業規則には一から十まで従わなければならないということは

ない。

最初のうちは、月曜から金曜まで律儀に会社に通っていたが、自宅でも仕事ができる

のではないかということで、在宅勤務を週一日から始めてみた。

当然、会社からは了解を得てからなのだが。

その経緯を以前のブログで紹介した。

 

 

www.miyajii.com

 

最初は週一日からという了解のもと、在宅勤務を始めたのだが、今は二日にさせて

もらっている。

土日は休み。火曜日と木曜日を在宅勤務にしているので、月、水、金が会社へ

行くというサイクルだ。

 

平日、自宅にいると宅配便や宗教の勧誘などの来客が多く来る。

カミさんも働きに出ているので、私ひとりで留守番をしながら仕事をしている。

 

先週の木曜日のこと。

「ピンポ~ン」とチャイムが鳴り、インターホンの画面を覗くと、見知らぬ若い男。

うちのインターホンはなぜか具合が悪く、ボタンを押してしゃべっても、相手と

会話ができない。

宅配便かと思い玄関のドアを開けると、 どうも違うようだ。

 

門の外には、インターホンの画面で見た通りの若い男。

学生風のラフな格好で、ニコニコしながら立っている。

「しまった。セールスか」

「出なきゃよかった」と、後悔もつかの間。

 

「すいませ~ん。ご家庭の不用品なんかありませんか~?」

 

よく町内を軽トラで流している、冷蔵庫や電子レンジなどの家電の不用品では

なさそうだ。

 

「お父さんのお宅で、動かなくなった腕時計とかないすか~?」

「あと、タンスとかの奥にしまい込んである、いらないネックレスとか

 あったら、お父さん、お安く買い取りますよ~」

 

「なんだ、こいつ」

「さっきから、お父さん、お父さんって」

 

よくテレビの旅番組や食レポで、お笑い芸人が年配の人に向かって、

「お父さん、お母さん」と声をかけるシーンをよく見かける。

このことについて巷では、自分の親でもないやつに「お父さん」呼ばわりされる

のは心外だ、とか腹が立つというような声が出て、失礼な話と取り上げられる

ことが多い。

私はこのことについて、ほう、そういうものか。声をかける人は、親しみを込めて

「お父さん」と呼んでいるのだから、そんなに目くじらを立てて怒ることでもなかろ

うに、と思っていた。

 

ところが、自分が実際に赤の他人に「お父さん」と呼ばれたのは、今回が生まれて

初めてだ。

最初は、「あれっ? 誰に向かって言ってんだろう?」と不思議な気持ちで聞いて

いたが、2回目に言われたとき、

俺も他人から「お父さん」って呼ばれる歳になったか、と怒るというより、

寂しい気持ちになった。

 

人は知らない間に歳をとる。自分では気がつかないが、人から見ると自分が思って

いるよりも老けて見えることもあるかも知れない。

そう考えると、一日一日を大切に生きなくてはなあ、としみじみと思う。

こう思うのは歳をとったからだろうか。

 

その兄ちゃんも悪気があったわけではない。

彼もバイトなのだろう。

飛込みセールスもいいけど、もうちょっと集客方法を根本から考え直した方が

いいんじゃないかと思いながら、

「今は忙しいから」と兄ちゃんを追っ払った。